カードローンの金利は低いように見えるがほとんどの会社が同じだ

電車広告や雑誌広告、もしくはテレビやラジオで消費者金融やカードローンの広告を見たり聞いたりしない日はないと思います。色々なところに広告を出している消費者金融ですけれども、かなり儲かっているのでしょうね。うらやましいですけれども、このカードローンや消費者金融のCMや広告を見ているとすごい金利が低いように見えます。それこそ銀行で住宅ローンを借入するくらいの金利で借入ができる、そんなふうに思ってしまうことが多いです。でもこれは気をつけたほうがいいでしょう。実はカードローンや消費者金融の金利というのは非常に低いように見えて、実際に使ってみたらそこまで低くなかったということが多いです。

また「うちは金利が低いですから」というように宣伝しているところも、ほとんど他と変わらない金利なのです。これには色々とからくりがあって、よく考えられているなぁと思います。例えばですが、10万円借り入れた時と300万円借り入れた時というのは金利が圧倒的に違うのをご存知でしょうか。10万円で10%なら1万円ですが、300万円で10%なら30万円の金利がかかる計算になります。それだけたくさん借りた人に高い金利をかけるということは支払いが大変になるので、貸し倒れが起こる可能性があるということなんです。だからできるだけ借入れの額が大きい人だけが低い金利を享受できるというわけです。

一般的に消費者金融で借入をするときに数百万円ものお金を借入する人はほとんどいません。生活費のために借りるとしても数十万円が限度でしょう。そうなるとほとんどの消費者金融の金利というのはそこまで低くないし、変わらないことになるのです。これが実はカードローンなどにも適用されているからくりなのです。これを知らない人が多いので「金利が低いからいいかも!」と思ってしまうのですが、借りてみて意外に高いことに驚きます。あまり金利が低いと言う言葉に惑わされないで、とりあえず利便性と自分自身の必要としている額だけを借りて、早く返すようにすることが一番利口な方法だと思います。

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