沢山の借金があると住宅ローンが組めません

毎日身を粉にして働いている社会人にとって、マイホーム購入は夢ですよね。家族を持っていても、独身でも、自分の城を持つという事は自信と安心をもたらしてくれます。

マイホームを買う際には、ほとんどの人が住宅ローンを組むことになります。銀行などの金融機関からお金を借りて長期間かけて返していくわけですが、この住宅ローンは、かなり厳しい審査が行われます。

住宅ローンの審査では、職業、年収、年齢、勤務先、勤続年数、役職、など様々な角度から調べられます。きちんと安定した収入があって長期間返せる能力があるのか、事前調査されるのです。そして、他に借金がないかどうか、という事も重要なチェックポイントになります。

たとえば車のローンを組んでいる、教育ローンを組んでいる、という場合はさほどマイナスにはなりませんが、あまりに重なると審査には通りにくくなります。特に、消費者金融機関で沢山借金があったり、延滞の記録があったりすると、かなり査定に響きます。いくら安定収入があっても、他に返さなければならないところがあるのなら住宅ローンの返済能力が下がる、という事になるからです。

30年ローン、35年ローンなど、長期間ローンを組もうと思うと年齢を考えて焦るかもしれませんが、まずは今している借金を整理してから住宅ローンにチャレンジした方がよいでしょう。その方が、自分も苦しまずに済みますし、清々しい気分で夢のマイホームに住むことができるのではないかと思います。

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